SUPでまっすぐ進まない、曲がってしまう?まっすぐ進む方法。漕ぎ方。

Pocket

現在、SUPで波乗りすべく練習中です。

波が来てテイクオフする時、ボードにスピードを付けるためパドルでガシガシ漕ぐのですが、どうしても片側だけで漕ぐと、漕いでいる側と逆側に曲がっていってしまう傾向があります。

クルージング時では、左右交互に漕いで方向を修正すれば良いですが、テイクオフ時では、曲がって進んでしまって波のピークを逃したり、曲がりを修正しようとパドルを逆に持ちかえモタモタしているうち波においていかれてしまうこともあります。

SUPでサーフィンするしないにかかわらず、行きたい方へまっすぐ進むことは大切だと思いますので、私は現在、片側だけで漕いでも極力まっすぐ進む漕ぎ方を練習中です。

最近自分なりにうまくできるようになってきましたので、その私のやっている方法を書いてみたいと思います。

※注:私の方法は、ネットの情報を元に自分で試行錯誤した完全に自己流です。間違っているかもしれませんし、もっと良い方法があるかもしれませんので参考なるかわかりませんが、よろしければどうぞご覧ください。

スポンサーリンク
パソコン用336×280

パドルは垂直に立て、まっすぐ掻く

まず前提としてパドルで水を掻くときの腕の形は、パドルが水中にあるときは両ひじともあまり曲げない方が良いと思っています。

パドルは肩の動き、上体の動き、ひざの動きで掻きます。ひじを曲げ伸ばしすると腕の力を使って掻いてしまいます。

腕の小さい筋肉より肩や背中、ふともものような大きな筋肉を効率よく使って掻けば疲れにくいと思います。

パドルの軌道は、進行方向に対しまっすぐになるようにします。言いかえると、ボードを進めたいまっすぐのラインをイメージし、パドルの軌道がそのラインと平行になるように動かすということです。

なにも意識せず自然に漕ぐと、パドルの軌道は自分を中心に円を描くような軌道になりがちです。この動きだとボードは曲がっていってしまいます。

そこで、パドルは水面に対し垂直に立てて掻くようにします。左右の傾きが90度になるようにということです。

90度を意識すれば、パドルの軌道は一直線になりやすいと思います。

進行方向に対し、ボードの右側を掻く場合で説明してみます。

左手でパドルの先端を握り、右手でパドルの中ほどを握ります。

ボードのノーズ横あたりにパドルを水面に対し90度で入水させるには、左腕はこめかみあたりを通るように伸ばし、右手もそれに合わせて前方に伸ばします。

腕を伸ばして少しだけ上体を右前に倒すと、ノーズのあたりにパドルを垂直に入れられると思います。

パドルを入水させたら腕はそのままの形、パドルの角度そのままで(左右に傾けない)まっすぐ引いてきます。腕は曲げ伸ばしの動きはさせないので、上体を股関節で折る動き、腕全体を動かす肩の動き、ひざの軽い屈伸の動きでパドルを引きます。

パドルが自分の横を通り過ぎたあたりで水中から出します。(水からパドルを上げる時は腕が曲がります。)

私の場合は、最初、上記のようにパドルを90度にしてまっすぐ掻いているつもりでもボードは曲がってしまっていたので、もう少し極端にボードの下を掻くことを意識するようにしました。パドルがボードの下に入るように意識する(パドルを外側に傾ける意識)と実際にはちょうど90度になってまっすぐ掻けているようでいい感じになりました。

Jストローク

Jストロークのやり方

これは、主にパドル1本で漕ぐカナディアンカヌーのテクニックとして紹介されています。

パドルで水を掻き、最後に水から上げる直前に、曲がろうとしているボードの軌道修正をパドルでするテクニックです。

進行方向に対し、ボードの右側を掻く場合で説明してみます。

まず進行方向に対しまっすぐ掻いていきます。

パドルが自分の横を通り過ぎたあたりで、パドルの先端を握った左手を親指が下に向くようにねじり、パドルのブレードを立てます(水面に対し垂直にする)。逆に親指が上に向くようにねじってもできます。

ブレードの向きをわかりやすく図にしてみました。(シャフトの動きなどは正しくない可能性があります。)

ブレードを立てるとヨットや船の方向舵(ラダー)のように使うことができます。これで曲がろうとするボードの方向を修正するのです。

パドルを水から出す前にクイっとねじり、立てたブレードで水中を外側に押すようにして曲がろうとしているボードの軌道を戻します。パドルはすぐ水から出さず、軌道が戻るまでしばらくそのまま保持するような感じになります。

パドルのねじり方は、パドルの先端を握る手の親指を立てて「good!」「グー!」の形にするとねじり方がわかりやすいと思います。

SUPでのデメリット

この方法を試したところ、SUPサーフィンのテイクオフ時に使うには少々デメリットがあると感じました。

それは、軌道が修正されるまで少し時間がかかることです。上述したように、軌道が戻ってくるまでしばらくパドルを水中でそのまま保持しなければならないのです。

また、水中を押して抵抗をかけることになるので、スピードが若干ですが落ちます。

SUPサーフィンでテイクオフする場合は、どんどん漕いでスピードを付けたいので軌道が戻るまでパドルを水に漬けている場合ではないと思います。テイクオフの時は、まっすぐ一直線に掻いて、もし曲がってしまったらかまわず掻き続けるか、パドルを反対に持ちかえて掻くかになると思います。

Jストロークは、沖に向かう時や移動する時の軽い軌道修正方法として使うと良いと思います。

あと、例えば一度左にボードが曲がってしまったら、次に掻くときにJストロークで意識的に右に曲げて元の進路に戻すほどの軌道修正力はない感じです。右に曲がりたいときに右側をJストロークで掻いても右には曲がれないです(私が未熟なだけかも。)。あくまでも曲がらないようにするテクニックだと今のところは思っています。

Cストローク

Cストロークのやり方

このテクニックは、日本リバーSUP協会さんのホームページで紹介されていましたので実践してみました。

進行方向に対し、ボードの右側を掻く場合で説明してみます。

通常のまっすぐ掻くときにパドルを入水させる位置より気持ち外側に、パドルのブレードをななめにして入水します。ブレードの水を掻く面をボード側に向けて入水させます。

入水させたらまっすぐ掻くのではなく、ボードに向かって掻いてきます。

パドルがボードにぶつかる直前にブレードの向きを自然に変えてまっすぐ掻くように移行します。

そして自分の横をパドルが通り過ぎたら、最後は上述のJストロークのようにパドルをねじり外側に向けて水を押すようにして水から出します。

Cストロークのパドルの動きイメージ図です。最後はJストロークのようにパドルをねじる動きがあり、図では描けていませんがCの字の動きがわかりますでしょうか。

パドルの軌道がボード右側に対し「C」の字(ボード左側だと反転させたCの字)を描くような軌道になるため「Cストローク」というのだと思います。

Cストロークは、例えばボード右側を掻けば左に曲がっていくことがわかっているので、最初からボードが右に曲がるようにパドルを動かし、左に曲がっていかないようにする方法だと思います。

Cストロークのデメリット

実際やってみるとたしかにまっすぐ進みます。ノーズの向きが最初から変わらない感じです。

ただ、パドルを入水させるときに通常よりやや外側に入れて斜めに掻いてくるのと、パドルをボードに向かって掻いてきて途中でまっすぐに変えるので、パドルの動きが少々複雑になりスムーズに掻けません。普通に掻くより力も必要な感じがします。

今のところは、Jストローク同様クルージング時のみの使用となりそうです。

レールを入れる

これは、ネットを徘徊していたらどこかのSUPスクールのホームページに書かれていたと思います。再度探しましたが見つけられませんでした。

やり方が詳しくかかれていなかったのですが、おそらくボードを気持ち傾けて水面にレールを入れて漕ぐということだと思います。

ボードの右側を掻く場合は右のレール、左側を掻く場合は左のレールで良いと思います。

右脚左脚に均等に体重をかけずに、入れたいレール側の脚の方に体重をかける配分を多くすれば、ボードが傾いてレールが入ります。

実際やってみると、曲がる曲がらないの問題以前にクルージングではうまく漕げません。

ひょっとすると、これこそSUPサーフィンのテイクオフ時に使えるテクニックなのではないかと思っています。

SUPサーフィンの動画を観ると、テイクオフの加速の段階から若干横向き(サーフィンする時の体の向きに近い形)で漕いでいる方もいます。

横向きになればレールは入れやすく、前後の体重移動もやりやすくなるので波にうまく押してもらえるようにボードコントロールしやすい体勢なのでしょう。波においていかれそうなら前に、パーリングしそうなら後ろに体重をかけやすいと思います。

横向きになってしまえば、必然的にレギュラースタンスの方は右側のみ、グーフィースタンスの方は左側のみを掻くことになるので、ここで同時にレールを入れればまっすぐ漕げるということになるのだと思います。

これは試してみる価値ありだと思います。

2017.10.16追記:
テイクオフでレールを入れてまっすぐ漕ぐ方法をいろいろ試行錯誤してみましたが、私の場合、とくにレールを入れるという意識は持たず、多少曲がっても加速は正面を向いて漕ぎ、テイクオフ寸前でボードが進み出したら横向きになった方がやりやすいです。

SUPサーフィンのテイクオフ時に使えるテクニックなのではないかと思っていましたが、動画などで最初から横向きで漕いでいるのは、レールを入れてまっすぐ進むためでなく、単純に体重移動をしやすくするためなのかもしれません。

「レールを入れて漕げばまっすぐ進む」という方法はあるかもしれませんが、実際には使いどころがよくわからず私はやっていません。

まとめ

SUPでターンするときは、わざと外側に向けてパドルを動かしたりしてターンします。

このターンするパドルの動きをしなければ、理論上はまっすぐ進むと思っています。

ですから、垂直にまっすぐ掻く方法を必ず行なう基本テクニックとし、JストロークやCストロークを組み合わせれば極力曲がりが少なくでき、行きたい方向にスムーズに行けるようになるのではないでしょうか。