サーフボードのワックスの塗り方。コツはしっかり塗り込まないこと!?

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サーフィン、スノーボード、スキーなどボードを使うスポーツにはワックスを使用します。

スノーボードとスキーは地面と接する側に滑りやすくなるようワックスを塗りますが、サーフィンは体や足が滑らないよう体と接する面に滑り止めとして塗ります。

サーフボード用のワックスは、比較的ベタベタするようになっていますので、わりと適当に塗ってしまっても一応滑りにくくはなります。

ですが、いざという時滑らないようにするには少しコツがいると思っています。

今回は、サーフボードにワックスを塗る時に私が心がけていることを書きたいと思います。

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どのように塗るか

サーフボードのワックスは、ボード上で体が滑らないように塗らなければなりません。

そのためには、ボード面のワックスが「つぶつぶ」になるようにします。

せっかくワックスを塗ってもボード面に平滑に塗ってしまっては、一見ベタベタしているので滑りにくそうですが、水に入った時にボード面に水の膜ができやすくなってしまい、ライディング中に「つるっ」と滑ることになります。

例えば、雨天時や積雪時に車が滑りやすくなるのと同じだと思います。路面にできた水の膜に乗ってしまうことにより滑るのです。

それを防ぐために、タイヤメーカーはタイヤの「溝」を工夫して水の排水性を良くしたりして滑りにくくしています。

ボード上のワックスの「つぶ」と「つぶ」の間がこのタイヤで言うところの「溝」になり、ボード上に水の膜ができにくくなって、滑らなくなると私は考えています。

もう一つ例えるなら、野球やサッカーのスパイクのイメージです。こちらもでこぼこしているため滑りにくくなっています。

下準備

脱脂

塗り直しはもちろんのこと、新品のボードでも下準備が必要だと思っています。

下準備では古いワックスや油分を極力取り除きます。ボードの脱脂は新品のボードでも行なった方が良いと思っています。ここでワックスの乗りや「つぶつぶ」の出来具合が変わってきます。

ワックスの乗りが悪いと、せっかく出来た「つぶつぶ」がライディング中に広範囲で根こそぎ取れたりしてしまうので、下準備はしっかり行なってください。

古いワックスの取り方と脱脂

古いワックスを取る時は、私はドライヤーを使っています。

ドライヤーで温風をあてて、ワックスがとろけてきたところをサーフボードワックス除去用のプラスチックのスクレーパーで取り除きます。

スクレーパーは、サーフショップはもちろんですが、サーフ用品を置いているスポーツ用品店などでもだいたい置いてあると思います。

おおまかに取り除いたら、液体のワックスリムーバーで油膜のように残っているワックスを拭き取ります。

ここで私が注意していることは、使用するワックスリムーバーです。

ワックスリムーバーによっては油分が含まれているものもあるようで、ワックスをきれいに拭き取っても、リムーバーの油分がボードに残ってしまうこともあります。

その場合、最終的に油分を取り除くには、私はボードリペア用のアセトンを使用したり、台所用中性洗剤を原液のままボードにかけ、手で擦って油分を落としています。

油分の残らないリムーバーなら、それを使って完全にワックスを拭き取ります。

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ワックスの塗り方

下塗り

ボードの脱脂が済んだらワックスを塗っていきます。

まず大前提として、ワックスを塗る作業は、直射日光が当たらず気温が高くない所で行ってください。ワックスは熱で溶けるため、仕上がりに影響してしまいます。

ワックスは、気温(季節)により硬さの違うものを使い分けます。

夏用は比較的高温にも溶けにくい硬いもの、冬用は低温でもグリップしやすく塗りやすい軟らかめとなっています。春、秋はその中間という感じで、どのメーカーも数種類出していると思います。

私の場合、まずは、ベース(下地、つぶつぶの元)となるワックスを塗り、次にその季節に合った硬さのワックスを塗るという2層仕上げにしています。一種類のワックスで仕上げるより、持ちが良く滑りにくくできます。

ベース(下地、1層目)となるワックスは、メーカーによっては「ベースコート」などの名前で販売されているものか、真夏用の硬いタイプを使います。

塗り方としては、ワックスはだいたい丸型や四角で石鹸のような形をしていますので、面積の広い面を持ち、ボードに対し垂直に立てて円を描くように塗っていけば良いです。

注意することは、この段階ではあまり力を入れてしっかり塗りこまないことです。

力を入れてガシガシ塗りこんでしまうと、擦った摩擦熱でワックスが溶け、ボードにきれいにワックスが伸び広がってしまい、「つぶつぶ」の元ができにくいと思います。せっかく出来始めた「つぶつぶ」の元も一緒に溶けて潰れてしまう可能性もあります。

適度に力を抜いて円を描くように塗り、時々ガガガっとつっかえてしまうような感じになってしまっても大丈夫です。

かえってそのつっかえた部分にワックスのつぶができ、最終的に「つぶつぶ」になります。

このときにボードの脱脂がしっかりできていると、塗っているワックス自体がボードの上で滑らず、つぶが出来やすくなると私は思っています。

時々、手のひらで押してみてワックスの乗りやグリップを確認しながら塗っていきましょう。

☆ここでのポイント☆

  • 円を描くように塗る。
  • 力を入れて塗り込まない。
  • あせらずこつこつ「つぶつぶ」を大きくしていく。

本塗り

ある程度まで「つぶつぶ」が大きくなってきたら、気温に合わせたワックスを塗ります。

「つぶつぶ」の大きさとしては、直径3~5ミリ程度、ベースコートワックスの使用量としては、当然塗る面積によりますが半分から2/3程度だと思います。塗り方やお好みにより変わってくると思います。

本塗りも下塗りと同じように、円を描くように、最初は力を入れて塗り込まないようにします。力を入れてしまうとせっかく出来たつぶがなくなってしまう恐れがあります。

ベースコートでできた「つぶ」に、本塗りのワックスが徐々に積もっていき、少しずつ大きくなってつぶつぶがはっきりしてきます。

そうなってくると、ある程度力を入れてワックスを握らないと塗れませんから、徐々に力を入れて塗っていくことになると思いますが、くれぐれも「つぶつぶ」をなくさないよう加減はしてください。

ベースコートが全て覆われ、つぶつぶに高さが出てきたら、手のひらで押してみるなどしてグリップを確認し、良ければ完成です。

☆ここでのポイント☆

  • ベースコートのつぶつぶをなくさないよう力を加減して塗る。
  • ベースコートのつぶつぶを雪だるま式に大きくするイメージ。
  • 下塗りと同じであせらずこつこつ「つぶつぶ」を大きくしていく。

まとめ

サーフボードのワックスは、滑り止めなのでボードに水の膜ができないよう「つぶつぶ」ができるように塗ることが大切です。

「つぶつぶ」に塗るには、ボード面の脱脂とワックスを塗る力加減が大切だと思っています。

最初はうまくいかないかもしれませんが、ある程度ボードを使っているとつぶがなくなってきたり、ワックスが汚れてきたりしますので、塗りなおしが必要になってきます。

回数を重ねていくうち上手にできるようになってくると思います。