サーフィン、海水浴中にチクチクっと痛みが!チンクイ、クラゲ、ウニなどの対策について

Pocket

夏場などのサーフィンや海水浴中に急にチクチクっとした痛みを腕や脚などに感じたことがありませんか。

水から上がって痛みの出た箇所を見ると、赤いプツプツができていたりします。

クラゲに刺された!と思うかもしれませんが、私の経験上、クラゲではなくそれは通称「チンクイ」と呼ばれている生物による可能性が高いです。

私は過去にクラゲに刺されたことは一度しかないので、刺すクラゲに遭遇することはめったにないと思っています。一方でチンクイには何度も刺されています。

最近、サーフィン中にウニに刺されまして、この貴重な経験を記事にしようと思い立ちました。

そこで今回はサーフィン中に遭遇しやすい、人体に被害を及ぼす可能性のある海洋生物について書いてみたいと思います。

スポンサーリンク
パソコン用336×280

チンクイ

チンクイとは

チンクイとは、生物学的な正式名称ではなく誰かが勝手に言いだして広まった名称らしく、正式には「ゾエア」と呼ばれる生物のようです。

「ゾエア」とは、ウィキペディアによると、「十脚目(エビやカニなど)の幼生の段階に与えられた名」ということで、要するにエビやカニなどの十脚目の赤ちゃんをまとめてゾエアと呼ぶそうです。

このゾエアは海中を漂っており、そこを人間が通りかかり、背中の棘状突起(いわゆるトゲ)に触れてしまい刺さるということです。

チンクイが攻撃してくるという情報は見つけられませんでしたので、正確には「刺される」ではなく人間の方が「刺さりに行っている」ということになると思うのですが、ややこしいので以後も「刺される」と表記するようにします。

チンクイに刺されたときの症状は人により差があるようですが、私の場合はチクチクっと痛みを感じてから少しすると、痛みを感じた辺りに赤い発疹が出ます。

そしてしばらくすると猛烈なかゆみに襲われます。これを掻き崩してしまうと傷になったりミミズ腫れになったりします。

アレルギー反応と思われますが、この発疹やかゆみなどが全く出ない方もいるようですね。

昔、一度に複数箇所刺されたときは、かゆすぎて皮膚科に行ってステロイド系の塗り薬をもらったことがあります。もらった薬を調べたところ、特別な薬ではなく通常の皮膚炎に塗るような薬でした。

刺された=炎症を起こしているということなので、皮膚炎の薬を処方されたということなのでしょう。

下の画像は、私が撮影した生物の画像です。これはチンクイ(ゾエア)ではないと思いますが、おそらくゾエアからもう少し成長した段階の甲殻類の幼生ではないかと思い載せてみました。

画像上側に目があり、下側に尾のようなものがあります。体長は10㎜くらいだったと記憶していますが、サーフィンして海から上がったらサーフボードにくっついていました。

後で調べようと思い撮影したのですが、結局何の幼生かはわかりませんでした。専門家の方ならわかるかもしれませんが、もしかしたら、今回の記事の内容とは全く関係ない生物でしたらすみません。

また、この画像でgoogleの画像検索にかけてみましたが、類似画像には虫の死骸や鳥しか出てこず、結局何かわかりませんでした。

チンクイ対策

刺されないようにする対策は、少しでも肌の露出箇所を減らすしかないと思います。チンクイ版虫よけスプレーみたいなものは私の知る限りありません。

体長は2~3㎜ほどのようですから、刺された後に周囲を見渡しても刺した生物は見つけられないので、近付かないということもできません。

経験上なまぬるい水温の時期に刺されているような気がするので、おそらく夏場に多く発生するのに加え、肌の露出箇所が増える時期なので更に被害が多いのだと思います。

なので、夏場は特に注意する必要があるのですが、ウェットスーツから解放されトランクス一枚でサーフィンできる時期なのに、チンクイが怖いからウェットスーツを着るというのはなんとも歯がゆい感じがしますね。

刺されたくない方は、せめて夏場でもシーガルを着ることをおすすめします。シーガルは半袖なので、夏場に着ても季節的に違和感はないと私は勝手に思っています。

ウェットスーツについては、興味がありましたらこちらの記事もご覧ください。↓↓

サーフィンウェットスーツ最初の一着はどの形?厳選2着で一年中

チンクイ対策については全く触れていませんが、厳選2着のうち1着はシーガルをおすすめしております。

チンクイに刺された後の処置

いろいろ調べると民間療法的な方法もみられますが、一番理想的なのは、患部を掻いたりこすったりせず、皮膚科に行ってお医者さんの指示に従うことです。皮膚が炎症を起こしているのですから、炎症をとめる薬を処方してもらえると思います。

やたらなことはせず炎症を止める薬を使うのが一番で、あとは自然治癒ということになると思います。

クラゲ

私の場合、クラゲに遭遇したことはありますが、ほとんど刺さないクラゲしか見たことがありません。

何という名前のクラゲかは、よく知らなかったので調べてみたところ、私が良く見るのはおそらく、カブトクラゲかウリクラゲだと思います。

カブトクラゲやウリクラゲは刺さない種類のクラゲだそうなので、触ってもなんともありません。

カブトクラゲやウリクラゲについて調べていたら、こんな動画がありました。ウリクラゲの食事シーンです。36秒辺りからの衝撃映像をご覧ください!!(※音が出ますからご注意ください。)↓↓

子供の頃、一度クラゲに刺されたことがあるのですが、その時は皮膚に細長いジェル状の物質が残っていたと記憶しています。その後、痛いだけでなんともなかったので、今思えば毒性の弱いクラゲだったのだろうと思います。

クラゲ研究で有名な江ノ島水族館によると、

クラゲたちは、餌を捕まえるために刺します。魚など他の生き物と違って、獲物を見つけて、追っかけて、捕まえて、食べるということは出来ません。そのため、触手をぶわあ~っと伸ばして、引っ掛かったものを捕まえて食べます。つまり、そこに私たちが気づかずぶつかっていってしまっているというわけです。しかも、毒針は、クラゲが出そうと思って出しているわけではありません。反射的に出てしまっています。よって、クラゲの本体がいなくても、ちぎれた触手がくっついても刺されます。また、毒針がたくさん発射された後の水でもピリピリとします。

引用元:えのすいトリーター日誌-あなたはなぜ刺すの??

だそうなので、私は獲物と間違えられて反射的に刺されてしまったわけですね。

クラゲに悪気はないということなのですが、クラゲの中には刺されたら命の危険もある種類がいるそうなので注意が必要です。

クラゲ対策

刺すクラゲで遭遇しやすい一般的なクラゲは、ミズクラゲ、アンドンクラゲという種類だそうです。

対策としては、やはり肌を出さないことだと思います。

あとはこんな日焼け止め。↓↓

既に有名だと思いますが、クラゲに刺されにくくなる効果のある日焼け止めです。

クマノミがイソギンチャクに刺されないのは、クマノミがイソギンチャクと同じような成分の粘液を体から出しており、イソギンチャクに仲間だと思わせているから刺されないのだそうです。この事象を応用して作られたのがこの日焼け止めだそうですね。

この日焼け止め、ネットで「チンクイにも効いてるような気がする」という意見を見ましたが、チンクイが刺す理由がクラゲとは違うと思うので、?な感じがします。本当かどうかはわかりません

あとは、クラゲに遭遇したらその場からすぐ離れるということしかないと思います。

クラゲに刺されたら

万が一刺されてしまったときは、触手が残っている場合は手で擦り落としたりせず、真水ではなく必ず海水で静かに洗い流します

洗い流したあと、痛みがある場合は氷や水で冷やしても良いようです。

これらの対処の内容は、沖縄県の海水浴場の看板に書かれているそうなので間違いないと思います。

財団法人スポーツ安全協会の安全・安心スポーツサポートガイドブックによると、クラゲに刺された時に絶対にしてはいけないことは、

真水をかけてしまうと刺胞が刺激されて毒を発射します。必ず海水で洗い流しましょう。

素手で刺胞を取り除くと、指に刺胞が発射されます。ピンセットや割り箸などを使いましょう。

タオルでこすると皮膚についている刺胞を刺激します。砂をかけることも禁物です。

引用元:「安全・安心スポーツ」サポートガイドブックシリーズ6 なるほどケーススタディから学ぶワンポイントアドバイス アウトドア「自然」活動編

だそうです。真水を使ったり、こすったりしてしまいそうですから注意が必要です。

ウニ

ウニに刺された状況

上述した通り、先日ウニに刺されました。

状況としては、後日、傷口からウニの棘が出てきてウニに刺されたと気付いたのですが、最初は傷口に小石が入ったんだろうと思っていました。

刺されたのはとあるポイントで、そのポイントはほとんどビーチ(砂)ですが、一部岩がごろごろしているところがあります。

その岩がごろごろしている所は波が良い形に割れるので、ついついそこに入りたくなってしまいます。

当然、岩で足を切らないようにいつもはサーフィン用の冬用のブーツ(足首まで覆われている)を履いていますが、その日はなぜかこれでいいやと思い、足首の見えるマリンシューズを履いてサーフィンをしました。

何本か乗ったある時、プルアウトで失敗して足から水に落ちてしまい、岩に足が当たった感触と、ちょうどウェットスーツとマリンシューズで覆われていない(肌が出ている)足首の部分に少し痛みを感じました。

アウトに出てボードの上で痛い場所を確認したところ、ポツポツと3ケ所所ほど傷になっており、1ヶ所は傷の中に1mmないくらいの黒い粒が見えました。その時は、「小石が入った」と思ってその後もサーフィンを続けました。

そして、自宅に帰って足首の小石を取ろうと思い、針やピンセットなどで突いたり掻き出したりしましたがなかなか取れず、さすがに痛かったのであきらめて化膿止めの軟膏を塗って絆創膏を貼っておきました。

2日程絆創膏を貼ったままにしておき、傷も塞がっただろうと絆創膏を剥がしたところ、なんとなく傷口に埋まった小石が浮き上がっているように見えました。

自然に出てきたと思い、なんとかピンセットで挟んで取れそうだったのでやってみたところ、「スポッ!」という感じで長さ4㎜程の物体が取れました。

小石だと思っていた物体は、ウニの棘でした。

刺さっていたので引っ掻いても取れなかったのです。

ウニに刺されたら

サーフィンではめったにないでしょうが、念のためネットで調べると、棘が刺さって腫れるとか化膿するなど、怖いことが書かれています。

私の場合は水中を見ておらず、刺さっていたものがたまたま抜けて棘だと気付き、ウニに刺されたとわかったのですが、刺されたらとにかく棘を抜かないとだめなようです。自分で抜けなければ病院で抜いてもらうしかないですね。

ウニの種類によっては棘に毒を持つものもいるということなので、刺されないよう対策が必要です。

ウニ対策

チンクイやクラゲと同じになりますが、やはり肌を露出しないことですね。

ウニの場合は、岩場にいることが多いと思いますので、岩のあるポイントではブーツを履くというのが一番の対策になるかと思います。

あとは、めちゃくちゃサーフィンが上手くなって、ボードから落ちず(降りずに)にサーフィンできるようになるかですね。

私の場合は、一生ブーツを履くことになりそうです。

おわりに

以上、サーフィンで遭遇しやすい海洋生物について書いてみましたが、被害に合わないようにするには、やはり肌を出さないと言うのが一番の対策だと思います。

サーフィンする時は、必ずウェットスーツを着ましょう。

ウェットスーツについてはこんな記事も書いてますので、よろしければご覧ください。次の一着はどんな形にしようかと考え中の方など参考になるかもしれません。